2012年1月23日月曜日

沖縄に行ってきました

先週仕事で沖縄に二泊三日の弾丸ツアーに出かけました。
2007年の10月から約一年間住んでいて、そのあとちょくちょくと遊びに行き、
約3年ぶりの沖縄でした。

当時はまだ薬膳の勉強はしていなくて ただ単純に沖縄料理のおいしさに感動していました。飲食の世界にはいたので自分の料理に対する思い、ちょっと研究めいた観点から、南国だから足が早い食材に対しての料理法などを自分なりに紐解いていました。

改めて。
沖縄料理を見つめ直しました。
やっぱり漢方の観点から見ても理にかなった食事だなととっても思います。
ゴーヤは身体の熱を冷ましてくれます。
昆布イリチーはお酒で多く摂りすぎた水分を出してくれます。
豚肉も身体の熱を取ります。
豆腐ようは発酵していますので内蔵をフォローしてくれます。
ごはんには黒米を混ぜて、ごま塩をかければ腎臓に働きかけます。
田芋(たろいも)は滋養になります。
という訳で、郷土料理の大切さを感じます。
もちろん、この料理の意味には沖縄にいることが大事で、そのまま東京などの寒い場所で食べても身体にいいとは限りません。
漢方の理論では「地のものを食す」というのがある一つのルールです。
この知恵を私たちは享受しつつ、自分の体調に合わせて沖縄料理を食べることはいいことだと思います。


それにしても沖縄料理はとっても美味しくて東京出身の私には一年住んだだけですが勝手にソウルフードとしてうっとり頂いて参りました。
美味しかったです。また行きたいと思います。

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